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ただいま作製中のお魚さん

今日は、作製中のものをちょっとだけお見せしようと思います。

 

先日ブログでもご紹介した、淡水パールの大粒のオイスターバロック真珠

を仕入れておりまして、そのお色が紫やオレンジの混ざりでシックな感じだったので、

大人っぽく大粒のピアスか、シンプルなペンダントヘッドにしようと思っていました。

 

実物をじっくり眺めているうちに、ある形のものが魚にしか

見えなくなってしまいまして、(おたまじゃくしorウーパールーパーに近いですが)

とうとう、いてもたってもいられず、加工し始めた次第です(笑)

 

経過をちょっとだけお見せしますね。

 

淡水オイスターバロック&K18でつぶらなお目めの金魚ちゃん

お目々はまん丸な半貫通のオニキス玉を使っております。

あまり小さすぎても可愛くないし、大き過ぎるとデメキンになってしまう。。。

 

それに突出していると、引っ掛かりや取れやすくなってしまう原因なので、

つぶらな瞳の金魚の目玉の大きさはギリギリまで攻めまして(笑)

直径3mmの丸玉に決定しました。

まつげをK18でつけたかったのですが、引っかかるので泣く泣くやめました。

 

ここではまだお写真載せていませんが、

お目々もわざと半貫通のものを使って、

バロック真珠の目玉部分の隠れた部分にK18で芯を立てておりまして、

ここに目玉のオニキスを刺す形をとります。

そうするとまん丸をベタっと直接接着するよりも取れにくくなります。

 

真珠のペンダントヘッドや、スタッドタイプのピアスなんかも

そのような芯を立てて、半貫通の真珠を接着する形を取ることがほとんどです。

もちろん接着剤を使いますが、ここで取れにくいものを使うことがポイントです。

真珠用の接着剤もあるのですが、私はかつて研究室で工具なども作っていた関係で

強力接着剤にはちょっとだけ詳しいので工夫しています。

 

お魚の口もどうすると可愛いかといろいろ悩んだのですが、

K18の太めの線で、唇の分厚いニッコリ顔にすることにしました。

 

 

このK18の口の部分も、目玉と同じくオイスターバロック真珠本体に接着するのですが、

お写真見ていただくとわかりますが(ちょっとわかりにくいかな?)

パールを口の部分が埋まるように溝を掘っております。

パールに掘った溝だけですと接着力が心許ないので、さらにこの溝部分にも穴を作り、

K18の芯を立てた口の形の線を埋め込みます。

そうすることで、バロックパール本体に刺さった形で接着できるので、

取れにくくなります。

 

まだ腱鞘炎が完全には治っていないので、結構細かい作業が辛いのですが、

可愛い金魚ができていく様は、楽しくてやめられません。

3匹作る予定です。

 

 

またお知らせします。

 

 

ここまでお付き合いくださいまして、

どうもありがとうございました!

 

商品としても多く出品しておりますが、もしご興味お持ちでしたら、

こちらよりお気軽にお問い合わせくださいませ↓

 

この記事を書いた人

akazou (明石 馨)

atelier akazouのデザイナー兼ブログも書いている何でもござれの彫金師

美しい銀と宝石の輝きに取り憑かれて、気がついたら大学そっちのけで
宝飾の専門学校に通い詰めていました。
何とかどちらも卒業したものの、宝飾関係の職につかなかったのですが、
ひょんなことからまたジュエリー作りに携わっています。

ダイヤとお酒と美味しいものには目がありません。
ダイヤをこよなく愛し、ダイヤのキラキラでお酒が飲めるほどのダイヤオタク。

ダイヤオタク兼食いしん坊の作り手のテーマは、
『Jewelry Delicatessen ジュエリーデリカテッセン』
心もお腹も満たす、ちょっとオシャレでラグジュアリーなデリのような
目にも美味しいジュエリーたちをお届けします。

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代表者名 明石 馨
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