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ジュエリーを作る仕事につくには?資格は要る? 

今日はジュエリーそのものについてではなく、

ジュエリーを作る仕事をするには

どうしたらいいのかについて

ちょっとお話ししてみようと思います。

 

人によってそれぞれだとは思うのですが、

私の場合について、お話ししてみたいと思います。

 

私、前職は結構長く研究者をしておりましたので、

仕事について聞かれた時に、

『今はジュエリーを作っています』とか『彫金師しています』

と答えると、ひどく驚かれたうえに、前職との繋がりがなさすぎて、

皆さん私を質問攻めになさいます(笑)

私の突飛なジョブチェンジが、

好奇心をくすぐるのでしょうか?

 

ですので、皆さん私のようにちょっと変わった職歴の人には、

ご興味てんこ盛りのようなので、

もしかしたらご興味ある方もおられるかな、

と思いまして、ちょっとお話ししてみようと思った次第です。

 

彫金師にはどうやってなるの?

端的に言いますと、どういうプロセスででも

ジュエリー作りには携われると思います。

技能士のような資格がある方もおられますが、

なくても、ご自分が『ジュエリーデザイナーだ!』

もしくは『自分は彫金師だ!』と名乗りを上げれば、

もうあなたはデザイナーもしくは彫金師なのです。

 

えっ!?と驚かれましたでしょうか?

もちろん国家資格の技能士を持っていたり、

コンテストで賞を取っていたりした方が、

お客様の信頼になるので、より良いかもしれないのですが、

特に資格はいらないです。

 

私の先生には、美大のデザイン科を出てから

大手のジュエリー会社にデザイナーとして就職されて

この道に入ってこられた方もおられますし、

工業系の高校や専門学校から、山梨の宝石研磨会社などに

入られて、職人になられた経歴の方もおられます。

 

職人経由の方が多くおられましたので、

技能士の資格を持っておられる方がおられましたけれど、

(中には国宝級の金工師のおうちの出身の方も!)

資格を持っておられない方も多かったです。

でも技術はものすごい!

何を聞いてもさっさと作りながら教えて下さる。

 

私と同じ生徒さんの中には、

美大を出て日本画家をされていて、

そちらが色々大変だからと、

彫金の世界にこられた方もおられましたし、

パン職人からこちらに来られた方もおられました。

ボタン職人の方もおられましたね。

それから、歯科技工士の方、

お家が金属加工業をされている方、などなど。

共通するのは、みなさん手先が器用な方が多いこと。

それくらいです。

 

彫金用工具 ニッパー、金切バサミ、金属用糸鋸

 

技術習得、どうやって学ぶ?

ちょっと色々書きましたが、

ただ、私も大学に行きながら専門学校には行きましたので、

ちゃんと基本は学んでおいた方が良いかも、とは思います。

貴金属加工の奥は深いですし、

習っておいてよかったなと思うからです。

 

私は高校生の時から独学で彫金をかじったのですが、

簡単なものは作れましたが、

それだけではアマチュアのクラフトの域を

出ることはありませんでした。

まず、高校生の時分からそんな彫金を教えるようなところは

その当時ありませんでした。

(技術系や美術系の高校だったらあるかもしれません)

当時、母が彫金を芸術系の大学のカルチャースクールで習っていたので、

道具はありましたし、見様見真似で作っていたのです。

 

友人にこういうの作って!

と頼まれたりしていたのですが、

この時、壁にぶつかりました。それこそが独学の壁です。

今はyou tubeや専門の本なども出ているので、

(いい時代ですよね〜)

ある程度道具を揃えれば、使い方、作り方など情報があります。

器用な方は、独学でその壁を易々と超えていけると思います。

そういった器用な方は、無問題!

 

私は手先は器用な方なのですが、

色々と要領よくうまくやるという点に関しては

そんなに器用でないので、

職人さんの技術を教えてもらうべく、

夜間の学校に通い、技術の習得に3年半くらいかかりました。

その間、師匠と呼べる先生方や、現職の職人さん達とも知り合えたので、

技術だけでなく、情報も貰えたし、とても良かったと思っています。

 

私の場合は、職人さんの多い専門学校で教えて貰いながら

技術習得をするスタイルが性に合っていました。

何より、うまく行かない時の原因がすぐにわかるし、

コツを教えて貰える。

独学の時の、わからない迷宮にどんどん入っていくストレスを考えると、

とても良かったと思います、

それに、色々とプロからのアドバイスや教えは、

とても重要で、今の仕事の礎になっています。

 

そんな私が、どのように彫金師として仕事を始めたのか、

さらにお話ししていきたいと思います。

ご興味ある方はお付き合いくださいませ〜。

 

この記事を書いた人

akazou (明石 馨)

atelier akazouのデザイナー兼ブログも書いている何でもござれの彫金師

美しい銀と宝石の輝きに取り憑かれて、気がついたら大学そっちのけで
宝飾の専門学校に通い詰めていました。
何とかどちらも卒業したものの、宝飾関係の職につかなかったのですが、
ひょんなことからまたジュエリー作りに携わっています。

ダイヤとお酒と美味しいものには目がありません。
ダイヤをこよなく愛し、ダイヤのキラキラでお酒が飲めるほどのダイヤオタク。

ダイヤオタク兼食いしん坊の作り手のテーマは、
『Jewelry Delicatessen ジュエリーデリカテッセン』
心もお腹も満たす、ちょっとオシャレでラグジュアリーなデリのような
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