atelier akazou atelier akazouでは、シンプルで大人可愛い天然石・ダイヤモンドジュエリーを作製しています。目から見て、身につけて、鏡を見て思わずニコッとしてしまう。心もお腹も満たしてしまう、ちょっとオシャレでラグジュアリーなデリのように、目にも美味しいジュエリーたちをあなたにお届けします。

デザインはどうやって決めるの?

こんにちは〜!皆様!

暑いですね〜。今日は梅雨の合間の夏日でした。

絶賛九州の実家で御手伝い週間なので、

背中滝汗状態で、今日は銀行に行きました。。。

しかし暑い。。。昼間の日差しが、痛い!

熱中症にならないよう、くれぐれも皆様ご注意くださいね。

 

さて今日は、どうやってジュエリーを作っていくのか?

デザインはどうやって決めるのか?

についてお話ししたいと思います。

 

デザインはどうやって決めているか?

私がジュエリー作りしているというお話を

どなたかにする機会があると、

どうやって作るの?

どうやってデザインを決めるの?

と質問攻めにされるので、

もしかしたら、みなさんもご興味あるのかな?と思いまして、

私の場合に限ったことしか分かりませんが、

お話ししてみようと思います。

 

私は特にお風呂に入っていたり、

ぼーっとしている時に頭にパッと浮かんだりした形を

近くに仕事用のノートがあればノートに、

何も手元にない時はそこらへんのメモに、ざっと描いておきます。

 

大体ほとんど、こういうピアスが欲しいなあ〜とか、

ネックレスがいいな〜とか

自分の欲望(!)が詰まったものが多いです(笑)

 

そして、機会がある時に、そのメモ書きのデザインを

もう少しきちんとした形に書き起こします。

 

立体としてどれくらいの厚みにするか?

曲線はどれくらいのカーブか?

貴金属素材は何を使うか?

石はどういった形の何を使うか?

爪留めか、覆輪留めか?

 

などを形を試行錯誤しながら

自分がいいな!というところまで

何となくちょこちょこ形を変えて、まずは絵に書き倒します。

結構地味な作業です。

 

平面から立体へ

そして、納得いく形が決まった暁には、

実際にワックスに彫刻していき、

一点ものならK10やK18やプラチナで鋳造してみて、

それをまた削ったりしてマイナーチェンジをして

整えていきます。

 

いくつかまとめて同じ形を作りたい時には、

まずできたワックス彫刻をsilverに鋳造し、

削ったりヤスリをかけたりして完成形にした上で、

型取りをして、ゴム型を作ります。

 

ゴム型というのは、ここに溶かしたワックスを流し込み、

固まったところで、同じワックス彫刻をいくつも同じ形に作れる型です。

 

将来同じ形をいくつも作るという予定があれば、

一度作っておくと便利です。

 

また鋳造をする必要のない、ピアスフックだったりすれば、

直接K10線やK18線などで、カーブを試行錯誤してみたりもしつつ、

実際に試作品を作ってみて、ピアスだったら自分で付けてみて、

形や位置を確認しつつ、また何度も何度もマイナーチェンジしながら

完成させていきます。

 

頭で描くものと、実際のギャップ

一番頭を悩ませるのは、やはりパッとひらめいた時に

頭に浮かんだ形と、実際に作ってみた形にギャップがあることです。

頭で思い描いたものと、実際に作って自分の目で見た印象とは、

ほぼ平面な感じと、3Dの差ですから、どうしてもしょうがないのです。

 

もうこればかりは、実際に修正して行って、

自分のよし! と思う形まで、納得する形に辿り着くまで

マイナーチェンジをしていくしかありません。

 

特にカーブ、美しいRは、作ってみて実際に微妙な差で

美しさが半減してしまうので、とっても悩ましいです。

 

具体的な商品の例をお話ししますと、

私のお店での目玉商品であります『つぶつぶピアス』ですが、

これも、最初のパッとしたひらめきから作り始めました↓

 

蕾みたいなつぶつぶピアス

 

3粒の丸石を配置するまでは良かったのですが、

後ろのフックのカーブや三叉の角度など、耳に付けた時の位置など

もう試行錯誤の連続でした。何度も何度も試作して

数ヶ月悩みに悩んだ末に、出来たものです。

 

そうやってひらめきや思いつきは

デザインに大まかなヒントを与えてはくれますが、

それは一側面から見た角度なので、

実際に裏側や、見えない側面などは使いやすさ、肌あたり、

形の美しさなども考えながら作っていくと、

完成形に辿り着くまでは、本当に試行錯誤の連続です。

こんなにとってもアナログなことをしつつ、お作りしています。

AIの進化している時代に、結構地味〜で鈍臭いことしています(笑)

 

もしよろしければ、色々あるので、覗いてみてくださいね。

見ていただけるだけで、私akazou、小躍りして喜びます(笑)

何かありましたら、お気軽にお問い合わせくださればと思います。

こちらからどうぞ〜↓

 

 

ではでは、今日はこの辺で〜👋

この記事を書いた人

akazou (明石 馨)

atelier akazouのデザイナー兼ブログも書いている何でもござれの彫金師

美しい銀と宝石の輝きに取り憑かれて、気がついたら大学そっちのけで
宝飾の専門学校に通い詰めていました。
何とかどちらも卒業したものの、宝飾関係の職につかなかったのですが、
ひょんなことからまたジュエリー作りに携わっています。

ダイヤとお酒と美味しいものには目がありません。
ダイヤをこよなく愛し、ダイヤのキラキラでお酒が飲めるほどのダイヤオタク。

ダイヤオタク兼食いしん坊の作り手のテーマは、
『Jewelry Delicatessen ジュエリーデリカテッセン』
心もお腹も満たす、ちょっとオシャレでラグジュアリーなデリのような
目にも美味しいジュエリーたちをお届けします。

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群馬県前橋市南町3丁目50番地2プラザアン2階D-23
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定休日 不定休
代表者名 明石 馨
E-mail info@atelier-akazou.com

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