みなさま、こん、にち、は〜！

そして本日も暑い群馬からお届けします。

 

昨日、腕時計の電池を取り替えに行くのに車を出したのですが、

とうとう今年のうちの車載温度計の最高温度を記録しました。

な、なんと！！41度！！！

アスファルトの照り返しを入れての温度ですが、

もう、それを見た瞬間、

自分がバターのように溶ける気がしました💦

 

皆様、くれぐれも熱中症にはご注意を！

お水と適度な糖分、ミネラルの補給も忘れずに！

 

さて、気を取り直して、今日も彫金のお話をば！

ちょっと最近の気になることを今日はお話しましょうか。

 

 ゴールドフィルドはどうして安全と言われるの？

実はここ数年、大丈夫かな？

と思っていることです。

ちょっと長めになりますのでお覚悟を！！

 

もしかしたら、私の考えと

相違のある方もいると思うので、

全然読み飛ばしてくださって良いのですが、

安全という点で、考える機会になれば

幸いだと思っています。

 

はい、もったいつけて何かと言いますと、

ゴールドフィルドが金の高騰とともに

流行っているのはいいのですが、

ゴールドフィルドがアレルギーが出にくい！

という記載が気になります。

よくお書きになっておられる作家さん

多いですよね？

間違ってはいないけれど、これ、とっても気になります。

 

よく見かける説明は、

『金メッキより安全！』

ということだけを強調して書いている。

それは確かに事実としてそうですが、

『安全！』だけが強調されていて、

１人歩きしているように思います。

提供すべき情報が明らかに足りないと思います。

 

誤解しているお客様は、安全神話みたいに

思っているのではないかと。

これマズイなと思っています。

 

 

時々、金属アレルギーについて

私のところにも問い合わせがありますが、

やっぱりゴールドフィルド（金貼り）は

安全でアレルギーが出ないものだと

思い込んでいるお客様がとても多いです。

 

『K18ムク（中身までK18）だと

アレルギーは出ないが、

K10だとアレルギーが出ることがある。

K18だとお高いから、K14GFで作って欲しい。

K14GFだとアレルギー出ないと聞いたから。。。』

 

というお問い合わせが以前ありました。

わかって頂くために

何通もメールでやりとりしました。

ゴールドフィルド（金貼り）神話を

微妙に勘違いしているところがあり、

都合よく誤解しておられるところもあり、

説明するのが大変でした。

 

この時、気づいたのですが、

お客様の誤解ポイントがいくつか

あると思いました。

ちょっと考えてみましょうね。

 

まず、ゴールドフィルド（金貼り）は

なんでも安全というものではない。

あくまで金メッキに比べて厚いという点で、

安全性が金メッキより高い、というだけです。

 

あ、ゴールドフィルド（金貼り）が

悪いと言っているのではないです。

作る側、作家側、売る側がちゃんと分かって

お客様にわかるように

説明しなきゃダメじゃないかと思うのです。

 

アレルギーを起こした場合、

下手すると命に関わることもありますからね。

お客様の自己責任では済まない。

ここは私を含め、作る側が

きちんと説明責任を果たさないといけない

と思っています。

 

ゴールドフィルド（金貼り）に多いのは

K14です。K18もありますが。

はい、ここで前述のお客様のお話に戻りますが、

今一度考えてみて欲しいのです。

ゴールドフィルド（金貼り）とか

メッキとかいう以前に、

そもそも、この金属アレルギーのお客様は、

K14でも大丈夫なのか？ということです。

私はK10で症状が出るのなら、

慎重になった方がいいと思っています。

 

普通のK14、K18製の商品と同じで

ゴールドフィルド（金貼り）の

金の種類（K14、K18など）でも

アレルギーが出る人は出る。

K18ムクでアレルギーが出る人は

K18GFでもアレルギーが出ます。

ましてやK14GFでは、

おそらく症状は強くでるでしょう。

 

K18でもアレルギーが出るのであれば、

ゴールドフィルド（金貼り）でなく、

中身まで全部K14でもK18でもダメです。

 

以前もお話しましたが、

K18でも25%は銅や銀が含まれておりまして、

銅、銀にアレルギーが出る方はご注意なのです。

ましてやK18よりK14は、

より銅や銀が多く含まれていますので、

ちょっとよく考えると、わかりますよね？

 

ちょっとだけ正しい知識があれば、

ご自分で、ご自分の身を守れるのです。

アレルギーのある方に

ちょっとでもお役に立てばいいなと思います。

 

長くなりましたので、続きます！！

 

 

こんな感じで、ジュエリーを作製しております。

何かご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

もし良かったらこちらからご覧ください↓

 

 

ではでは、今日はこの辺で〜👋