atelier akazou atelier akazouでは、シンプルで大人可愛い天然石・ダイヤモンドジュエリーを作製しています。目から見て、身につけて、鏡を見て思わずニコッとしてしまう。心もお腹も満たしてしまう、ちょっとオシャレでラグジュアリーなデリのように、目にも美味しいジュエリーたちをあなたにお届けします。

ゴールドフィルドと最近の懸念 その2

みなさま、こん、ばん、は〜!

そして本日も暑い群馬からお届けします。

 

本日も車載温度計の温度は41度!!!

今日、何気なく宝くじを買ってみたのですが、

みなさん考えることは同じようで、

えらく炎天下の中並びまして、

具合悪くなりました。。。

 

軽い熱中症なのかしら??

皆様、くれぐれも熱中症にはご注意を!

 

さて、気を取り直して、

昨日のお話の続きをしましょうか。

 

 アレルギー持ちさんはちょっと注意が必要かも

前回からの続きになります。

 

ゴールドフィルド(金貼り)が厚いと言っても、

その地金のせいぜい5%くらいです。

メッキは電気的に金の分子の何層分とかで張り付いているので、

それよりは、かなり厚いとは思います。

しかし、箔ですからね。金箔見たことありますよね?

あんな感じのイメージと思ってください。

あれを圧着しているのです。。。

それで厚い、安全、大丈夫!剥がれない!

というイメージが湧きますでしょうか???

 

ゴールドフィルド(金貼り)は

メッキよりも剥がれにくいと言われますが、

硬いもので引っ掻いたりすれば、

もちろん削れます。

わざとでないにしろ、何かにぶつけたり、

ざらっとしたところに落としたりすれば、

その部分は真鍮など芯材が剥き出しになるのです。

 

お客様からお問い合わせがあるので、

ワタクシも中がシルバーのK18GFを取り寄せて

細かいヤスリ(600番)を軽くかけてみたことがあります。

やっぱりすぐに剥き出しになりますね。。。

 

それに自作のピアスフックなどであれば、

切りっぱなし部分は

中身の真鍮などアレルギーを起こし得る

芯材の合金が剥き出しです。

基本コストを安くするために

芯材の合金は安いものを使っています。

真鍮ではなくシルバーの場合もありますが、

アレルギーのある方は

シルバーも基本ダメな方が多いですからね。

 

切りっぱなしがいかんといって、

丁寧にエッジーな部分を

ヤスリで削ったりしたら、

かえって金貼りが結構剥がれます。

その部分にわざわざメッキをかけたりすれば

いいのでしょうが、

本来コストを下げるために

中身を真鍮など使っているくらいですし、

そこまでしませんよね?

はい、この中身剥き出し状態というのも

ここも問題だと思います😣

 

剥き出し部分がピアスホールを通りますから、

敏感な方は、即アウトでしょう。

それに剥き出しになっていても、

その部分の色がわかりにくいかもしれません。

真鍮も黄色いから。五円玉カラーと思ってくだされば。

 

スライスダイヤ&ブリオレットダイヤのK18ピアス

 

実際ちゃんとわかった上で

使い分けているのならいいと思うのです。

比較的リーズナブルなお値段で、

金に近いゴージャスさがある!

という理由でお使いになるなら、

お客様もお手軽に嬉しいと思います。

 

ただ、盲目的に周りが

『安全と言っているから!』

ということだけで、

まるでアレルギー大丈夫みたいに

誤解の生じる言葉足らずで

オススメするのはよろしくないと思います。

アレルギーにも注意が必要という情報は

きちんとわかるようにお客様にお伝えして、

お使いになることが肝要かと。

 

私の友人にひどい金属アレルギーがいるので、

身近にその危険があるため、特に慎重に考えます。

友人がもし、アナフィラキシーを起こしたら?

耳のリンパのあたりから腫れたら?

やたらと最悪のことを考えて、

慎重になりすぎるほど考えます。

 

ワタクシは金属アレルギーはありませんが、

かつて、古いすりごまに当たって、

夜中に身体中、腫れました。

多分酸化した油のせいだと思います。

指の関節、脇の下、膝小僧のウラ、

そして極め付けは、白目のの膜が、

瞼が閉じられないくらいにベローンと出てきてしまって。

あの恐怖といったら。。。本当に死ぬかと思った。

アレルギーは本当に怖いのです。

 

ということから、私だったらですが、

お客様にとって、もっとも安全かつ

ジュエリーとしても楽しめるという方法を

悩み続け、考えます。

 

そうすると、私は以前ブログにも書きましたが、

金属アレルギーのある人には、

K14GFは勧めないと思います。リスクが高いので。

 

サージカルステンレスも

人によってはダメという方もいるので、

純チタンか、純金or純プラチナ

とかになりますかね。

お客様のご希望にもよりますが、

価格的にはチタンになるでしょうか。

地味〜なグレーで、華やかさはないですが。。。

それか、医療用のプラスチックかな?

 

今日はしっかり考えてみました。

これからのジュエリー選びのお役に立てば幸いです。

 

 

こんな感じで、ジュエリーを作製しております。

何かご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

もし良かったらこちらからご覧ください↓

 

 

ではでは、今日はこの辺で〜👋

この記事を書いた人

akazou (明石 馨)

atelier akazouのデザイナー兼ブログも書いている何でもござれの彫金師

美しい銀と宝石の輝きに取り憑かれて、気がついたら大学そっちのけで
宝飾の専門学校に通い詰めていました。
何とかどちらも卒業したものの、宝飾関係の職につかなかったのですが、
ひょんなことからまたジュエリー作りに携わっています。

ダイヤとお酒と美味しいものには目がありません。
ダイヤをこよなく愛し、ダイヤのキラキラでお酒が飲めるほどのダイヤオタク。

ダイヤオタク兼食いしん坊の作り手のテーマは、
『Jewelry Delicatessen ジュエリーデリカテッセン』
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屋号 atelier akazou
住所 〒371-0805 
群馬県前橋市南町3丁目50番地2プラザアン2階D-23
営業時間 10:00~17:00
定休日 不定休
代表者名 明石 馨
E-mail info@atelier-akazou.com

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