さて本日は、私の長年ジュエリー作製をしてきた経験と

今までの実体験を踏まえて『似合うジュエリー選びのヒントを考えてみる』

というお題でお話ししようと思います。

 

と言いますのは、最近自分の手のもっさり感が増してきて（笑）、

華奢なジュエリーはもう全然似合わないと、痛感しております。

私の場合は、水仕事だけでなく、彫金で手や指を酷使するので、

荒れることはもちろん、ちりめんジワも深くなりました。

運転もするので、手の甲も色黒になりましたし。

そこで、このお題を考えてみたわけです。

 

早速ですが、ではどんな点を重視していけば良いのでしょうか？

 

まず、私ごとで恐縮ですが、

ざっくり言いますと私の場合、20〜30代前半までの好みと

30代後半から40代以降の好みが大きく分かれました。

 

経済的な価値観が変わってくる時期というのもあるのでしょうが、

それよりも何よりも、先ほども申し上げましたが、

手の感じや指の感じ、肌のハリなどの変化が大きく関わっていると思うのです。

 

例えば、こんな感じではないでしょうか？

20代は華奢さが可愛く、細くて石も小さいものを好んでいたけれど、

そのほっそーい華奢なリングは、35も過ぎるとなんだか指にすると

ぼんやりというかどんよりというか、指には入っても、

何だかもっさりした感じがする。。。

少し場違いな感じと言いますか、コレジャナイ感が半端ない感じで（笑）

ダイヤはキラキラでいいのだけれど、小粒すぎて可愛い感じなのは

何だか似合わないし、自分が若造りしているみたいな

ちょっと痛い感じの残念な気にさえなる（涙）

 

それもこれも、指がしぼんじゃったようなような、

皮膚のくすみなどによる色の変化、表面のちりめんじわなどのせい。

若い時の全体的にパーンとしたハリや肉感、

表皮の整ったキメなどの消失によるものです。

一口に言うと、加齢による変化ですね。

 

↑トータル1.5ct upのこれまた私の大好物なナチュラルブリオレットダイヤのネックレス。大粒なのがいい感じ。

 

若かりし時には当然何も気にせず、自分が身につけるジュエリーは

好きなものばかりを求めて、身につけておりました。

しかし、歳を重ねつつある今は、

自分の加齢に伴う変化もわかっていますし、

好き＝似合う

が成り立たない時もあることをよ〜く実感しています。

洋服も同じですよね。

 

若い時分に思っていた、

好きなもの身につけていることがサイコー！！

という無敵感満載の考えはちょっと無謀かも？と思います。

大人になると、全てしっくりするように

全体がまとまって調和が取れていることも美しさの要素だと気づくからですよね。

それを知った今では、自分が好きでかつ、本当に似合うものが欲しい！

と切に思うようになりました。

 

年輪を重ねてきた自分の指や肌、

そんな色々乗り越えてきた愛しい自分のパーツに似合うジュエリーが欲しいと

切に願ってしまいませんか？

できればタイムレスな一生ものの相棒を！と、

私は自分の年齢の刻まれた手に似合うジュエリーの探求を始めました。

みなさまはどうでしょうか？

 

 

ここまでお付き合いくださいまして、どうもありがとうございます。

長くなりましたので、こちらに続きます↓

大人女子にはふっくらボリュームの地金リングがオススメ！〜似合うジュエリーのヒント

 

作品を楽しみにしておられるお客様には大変申し訳ありませんが、

仕事場改装完了までもう少しだけお待ちいただけますと嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

対応がゆっくりになってしまいますが、

作品にご興味お持ちでしたら、

在庫たくさん取り揃えておりますので、

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