4Cから迷わずタイパよくダイヤモンドを選ぶコツ
この記事では、ダイヤモンドの4Cの知識から
ダイヤ選び迷子にならず、時間を浪費せずに
タイムパフォーマンス(タイパ)よく
欲しいダイヤにたどり着くまでのヒントをお話しします。
私は『購入者目線で欲しいダイヤをスムーズに選ぶ!』
というミッションを勝手に自分に課してお話しようと思っています。
ダイヤ愛溢れるダイヤオタクの私のお話を参考にしてもらって、
その上でダイヤモンドの実物を見て、希望の大きさ、希望の輝きの
お気に入りのひとつを見つける一助になれば、とても嬉しいです。
目次
ダイヤを決める4Cの理解は大変!情報量が多すぎる
『ダイヤモンドの4C 』のお話は
これまでちょこちょこしてきましたが、
4Cをじっくりひとつずつ理解するところから始めると、
とっても情報量が多くて、あらかじめ知識のない方だと、
頭がパンクしそうになってしまうと思います。
この膨大な情報を読み解き、ダイヤの特性を理解するには
これまた膨大な時間をかける必要があります。
時間をかけ、苦労をしてダイヤの特性とその知識を頭に入れた上で、
いざ!ダイヤ選びの実践!となるのですが、
実は机上の論だけでは、実際ダイヤを選ぶのは難しいのです。
写真だったり、もしくは動画だとしてもレンズを通して見るものと、
実際に肉眼で見るダイヤは、色も輝きも全然違っているからです。
光の当たり方、光源の違いによってもかなり見え方に差があります。
写真で綺麗だな〜と思って購入したら、実物はもっと輝いていて驚いた!
と、私の販売しているダイヤモンドジュエリーでも、
とても嬉しいお声を頂くことがよくあるくらい、
ダイヤは光に左右され、肉眼での見え方は多様です。
ですので、目で見てどういうふうに見えるのか
たくさんの経験が積まれていないと、4Cのグレードが示されていても、
具体的にどういったダイヤか想像できないので、感じか掴めないと思います。
大事なイベントなのにダイヤを選ぶのは苦役!?
ダイヤを選ぶことが必須になりそうな人生のイベントって、
やはり一番は、ご結婚だと思います。
結婚にあたり指輪を用意しよう!と
あらかじめ時間に余裕があって、
カップル共に計画性がちゃんとあるのであれば、
忙しい合間をぬって計画的にゆっくりじっくり
選ぶこともできるのでしょうけれども、
やることがたくさんあって、もう手が回らない!とか
選択肢が多すぎるが故に、後回しにしすぎて、
どこから手をつけて良いかわからない・・・泣
ダイヤ選び迷子という状況になっているお客様のご相談を、
これまでたくさん受けてきました。
私も面倒なことは後回し人間なので、
この気持ちはよ〜くわかります(笑)
ご結婚でなくても、恋人にサプライズプレゼント!
お付き合い〇〇周年でダイヤの指輪を!
とか、ご結婚〇〇周年でダイヤの指輪を!とかもですが、
忙しい現代人がゆっくりじっくり選びましょう!
というのは結構難しいです。
特に、自分が詳しくない&やたら情報が細かくて膨大
だったりすると尚更足が遠のいてしまうのは、
人間当たり前のことだと思うのです。
私も、例えばiphoneのシリーズの違いなどを知りたいときは、
いくつか情報を調べて読みながら、比較していきますが、
情報量が多すぎて、膨大な時間をかけて調べたにも関わらず、
もう何がどう違うのかこんがらがってきて、
で、どうなの!?どう違うの!?
頼むから、簡潔に教えてくれ〜!!!
と最後に頭を掻きむしるようなことになります(笑)
特に日頃、ダイヤモンドジュエリーと無縁の男性にとって
ダイヤ選びはチンプンカンプンでしょうし、
難航するのがデフォルトでしょう。
そして最後に、ショートカットで先に結論を教えてくれ〜!!
と叫びたくなる(笑)
私も待てないせっかちですので、わかるわかると
首がムチウチになるほどに頷けます(笑)
ですので、わかりにくい膨大な情報の中から、判断して選ぶのは
どんなに困難で、大変なことかよ〜くわかっているつもりです。
ダイヤ選び迷子を救いたい!
そこで、私の経験に基づいた、ショートカットで手っ取り早い、
それこそタイムパフォーマンス(タイパ)よくダイヤを選ぶコツを
今回こっそりお教えしようと思うのです。
ここでは『購入者目線で欲しいダイヤをスムーズに選ぶ!』
というミッションのもとにお話しようと思っています。
あらかじめお断りさせて頂くのですが、
同じジュエリーに関わるお仕事をされている方でも、
私と立場が違えば、考え方も違うため、
違うオススメもあると思うので、答えはひとつではありません。
ですが、きっと私のご提案を参考になされば、
大幅に時間の節約になりますし、
わからないからこそ勧められるままに
予算オーバーすぎるものを選んでしまった💦
後で大後悔ということも減ると思います。
何よりも迷いすぎて心が混沌としてしまい
ものすごいモヤモヤとストレスという
いや〜な辛い気持ちを大きく回避できることでしょう。
そんなダイヤ選び迷子になりがちな状況から
ダイヤ愛強めのダイヤオタクの私は、救いたいのです。
解決法はシンプルなガイドライン
さて、そこで本題なのですが、
その苦役(?)が少しでも楽になるご提案!
その解決法になりうる具体的なダイヤ選びのガイドライン
をお示しします。
解決法は至ってシンプル。
ズバリ!これくらいのダイヤグレードを目安に!という
具体的なダイヤの4Cのグレードを
シンプルにお教えするというのはどうでしょうか?
ダイヤ一粒のソリティアリングとしても申し分ない、
ダイヤとして美しいものをご提案するというのは、
シンプルでわかりやすいのではないでしょうか?
よくわからなくても、とりあえずそのグレードだけを書き留めて、
ダイヤを見せてもらいに行きます。
そこで実際に見てみて、まずはダイヤの輝きや大きさを
体感してみて下さい。
思っていたよりも、大きかったですか?小さかったですか?
思っていたよりも、輝いていましたか?そうでもなかったですか?
ガイドラインに合うものを基準にしてもらって、
予算に余裕があれば、それよりもう少し大きいのがいい、
もう少し小さいのがいい、などご自分の状況に合わせて、
アレンジしてくださるといいかと思います。
ガイドラインに沿って5ステップで選ぶ
では、ここから具体的に行きましょう!
これまでのダイヤモンドのお話の中でも何度かお話していますが、
4Cの総合的なバランスでダイヤは輝きを増します。
ですので、4Cの1つだけがやたらと良い、もしくは
やたらと悪いという感じですと、輝きはイマイチとなります。
(4Cのどれかがやたらと良い場合は、
他もほとんど良いことが多いですが。。。)
ご予算にすごく余裕のある方でしたら、
4Cグレードをあまり考えずに一番上のグレードを
全部お選びになればいいのですが、
そうもいかない私を含めた、予算に限界のある方々は、
選び方を以下のように5ステップで進めると、
バランスの良い輝くダイヤをご予算内で迷わず選べます。
1. 大きさを決める(Carat)
形はラウンドブリリアント(上から見ると丸で後ろに尖った形)で
Caratは0.3ct~0.5ctで選びます。
この大きさは、真ん中にダイヤを一粒配置する
ソリティアリングの標準サイズです。
2.ダイヤのプロポーションを決める(Cut)
Cutは、good以上を選びます。
3. 透明度を決める(Clarity)
Clarity (クラリティ)はSI2、SI1以上を選びます。
4. 色を決める(Color)
Color(カラー)はG、H、I、Jくらいを選びます。
(ほぼ肉眼では透明に見えます)
5.予算に合った候補を選ぶ
ご予算に余裕があるのであれば、2、3、4 のグレードを上げるよりも、
1の大きさ(カラット)を上げた方が、見た目が大粒になるため、
わかりやすくゴージャスになりますので、おすすめです。
デザインで注意して欲しいこと
せっかく輝き重視ということで
注意深く苦労してラウンドブリリアントダイヤを選んでも、
石のサイドを完全に覆ってしまうデザインであると
輝きが半減してしまいます。
ダイヤの輝きは、透過光の屈折と反射のマジックですので、
光が入り、反射する必要があります。
サイドを完全に覆ってしまうと光が入りにくいので、
せっかくの光の屈折や反射を半減してしまうため、
輝きを感じにくいです。
ですので、覆輪タイプも可愛いですが、
輝きを重視する場合は、爪留めの方がオススメです。
大事な贈り物だからこそダイヤを正しく知って欲しい
私はダイヤが大好きだからこそ、ダイヤのことをちゃんと知って頂きたいと
常日頃から思っています。
『エンゲージリングは月給の3倍の価格』や
『エンゲージリングのダイヤの大きさは最低0.3ctじゃないと!』や
『ダイヤのカラーはDでないと!』
とか、盲目的に言われているダイヤの社会通念ですが、
そんなことはないのです。
社会通念に踊らされることなく、ちゃんと選んで欲しい。
カラーが最高級のDでなくても、
カットがハート&キューピットでなくても、
ちゃんとダイヤは驚くほど美しく輝きます。
そのことを知って欲しいのです。
その上で、大事な人に、心をこめて選んだダイヤを贈ったり、
ご自分のご褒美に選んで欲しいと思っています。
それが、ダイヤ愛あふれるダイヤオタクの私の
せつなる願いなのです。
長くなりましたが、
ここまでお付き合いくださいまして、
どうもありがとうございました!
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ジュエリーデリカテッセン | atelier akazou
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