まだまだ寒いですが、春は卒業入学の季節です。

もしかしたら、ご結婚を控えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

 

人生の節目にジュエリーはつきものです。

特に人生の大きめの節目、ご結婚や記念日などには

ダイヤモンドのジュエリーが選ばれますよね。

 

そうは言いましても、ご結婚、はたまた記念日のプレゼントに

男性の方はどういったダイヤモンドをお選びになれば良いか、

どのくらいのお値段のものがいいのか

全然チンプンカンプンという方も多いのでは？

 

今日はそういったお悩みの一助になればと思って

まずダイヤモンドの大きさについてのお話しをします。

 

ちなみに私の旦那さんも結婚の際にダイヤが選べなくて困っていたので

私が選びました。本職ですからね。

私が欲しいダイヤモンドでしたが、

全然情緒がないと後々までブーブー言われています（笑）

 

ダイヤの重さの単位はカラット

ダイヤモンドの4Cというと有名ですが、ご存知ですか？

Carat (カラット)

Cut (カット)

Color (カラー)

Clarity (クラリティ)

なのですが全部ご存知でしたか？

 

さて、４Cのうちの1つであるカラットは

ダイヤの実際の重さ（大きさ）の基準です。

 

ダイヤの重量は主にカラット（Ct）で表示しますが、

宝石一般的に重さの単位として使われています。

 

では、どのくらいの重さがカラットだと思いますか？

 

1カラット＝0.2g

 

と実は、国際基準で定めているのです。

 

では、0.2gってどのくらいでしょうか？

軽すぎて日常生活でどのくらいなのか

ちょっと実感湧きませんよね？

それでは、身近なわかりやすい例を出して

ご説明しましょうか。

 

1円玉＝1gです。

 

そうしますと、その1円玉の1/5（5分の1）ですよ！軽いでしょ？

1カラットと聞くと、

皆さんはダイヤとしてはとても大きい！

という印象だと思いますが、

実は1円玉の1/5（5分の1）の重さしかないのです。

ダイヤって、思ったよりも軽いのですよ。驚きませんか？

 

1カラットのダイヤはお持ちの方はそう多くないと思います。

例えば、婚約指輪に好まれるダイヤの大きさで重さを考えてみますと、

0.3ct＝0.06g

0.5ct＝0.1g

なのです。1円玉より軽いとは。。。本当に軽っ！！！と驚きます。

 

↑圧巻の0.909ctのラウンドブリリアントカットダイヤモンド。直径6mmくらいで大きいこともさることながら、それはそれは輝きます。光すぎて斜めから撮ったので微妙なショットなのはお許しください。

 

ダイヤの重さと大きさの関係

では見た目の印象は、どのくらいの大きさなのでしょうか？

ダイヤはカラットで言われても、ピンと来ないですし、

その上、実際にどのくらいのサイズ感なのかなんて、

イマイチの方も多いかもしれませんね。

ここは実感として、皆さんが知りたいところではないでしょうか？

 

私も、彫金学校に通っていた時分（だいぶん大昔ですが。。。）、

カラットが重量と知った時、

『え！？サイズ（大きさ）じゃないの！？』

と、大混乱でしたもの。

 

さて、では実際にわかりやすく、実感の持てるように

ご説明してみましょう。

 

突然ですが、婚約指輪の指輪をダイヤ＆プラチナ

にする方が圧倒的に多いです。

一般的にダイヤは、ラウンドブリリアントカットのものが選ばれることが多く、

先ほどのお話にも出てきましたが、0.3~0.5ctくらいが主流です。

もちろん芸能人の方や富豪の方は、別ですよ。一般的にです（笑）

 

オーソドックスなダイヤの形である、ラウンドブリリアントカットが

大きさのプロポーション（比率）も決まっているので、

イメージが湧きやすいと思いますので、こちらで説明します。

 

実際のガードル（1番出っ張ったエッジのところ）の

端から端までの長さ（上から見た時の１番大きな丸の直径）が

0.3ctですと直径約4.3mmくらいで、0.5ctですと直径約5.2mmくらいになります。

ちなみに、0.1カラットの直径は約3.0mm、0.2カラットで約3.7mmくらいです。

 

ご自分のダイヤのラウンドの指輪をお持ちの方は

上から定規を当てて測ってみると良いかもしれません。

 

実際のイメージよりも小さいと感じましたか？大きいと感じましたか？

こういった実際のサイズ感をダイヤの購入を考える際の目安にしてみてくださいね。

 

余談ですが、人から振り向かれるような大きなダイヤが欲しい！

と思われる方は、ダイヤですと、5カラット以上はないと難しいです。

ましてや、子供の時に食べたジュエリーキャンディみたいな

（今はもう売っていないのでしょうか？）

あれほど存在感のある大きさのダイヤですと、数十カラットになってしまって、

大富豪になってもかなり難しいかもしれません。

ダイヤ自体、その大きさのものが存在しないかもしれません。

もしあっても、目玉が飛び出す、天文学的お値段になるでしょうね。

 

ではでは、この辺でおしまいにします。

またジュエリーのちょっとしたお役に立つお話をしていきますね。

 

 

こんな感じで、のんびりジュエリーを作製しております。

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